2012年2月16日。
トラックは手配済みです。数日間乾燥させたパネルを梱包します。
配送準備
完成し、暫定的な仕上げ処理までしました。しかしこれから現場に搬入して仕上げなければなりません。そのためには梱包しなければなりません。梱包するためには組み上げたパネルをバラさなければなりません。ばらしました。
パネルの角を削り取る
そして、現場ではパネル同士を繋げるので、角を削って落としておきます。パネルの繋ぎ目を削り落とし、現場で取り付けた後に改めて補修します。
せっかく描いたのにもったいないのですが、現場ではもっと削ることになるので思い切るべきところとなります。
削り落とし、完成作品が未完成作品のように見えます。ひるまず梱包します。
画面の表面に柔らかいクッションを敷き、プラベニヤを加工して箱状に覆います。さらにブルーシートでぐるぐる巻きにして、運送屋さんに渡す手配ができました。
運送屋さんが現場に到着する日にちに合わせて、我々も現場入りします。
2012年2月20日。翌日朝に到着するよう、前日の午後に移動します。
現場入り
2012年2月21日。お昼頃にパネルが届きます。そして我々も届きます。
パネルの連結
まずはパネルの連結です。元々、ビスケットとボルト穴が仕込まれています。現場の大工さんに組んでいただきました。パネルががっちり一枚物になり、次に現場に居合わせた工事関係者や市役所の方々総動員で壁の軽量鉄骨にあてがい設置。コーススレッドで留めていきます。
もっと穴だらけになるかと思ったのですが、設計士さんが最低限で効果的な場所を決めてくださいまして、ビス穴は最小限にとどまりました。
最後は大工さんが幅木を取り付けます。
こうして、パネルだったものが壁画へと変貌をとげました。