パネルが壁に固定されましたが、パネルの継ぎ目やビス穴があります。これを補修していく作業に取りかかります。
継ぎ目の補修
あらかじめV字型に削り取っておいたパネルの継ぎ目、そしてビス穴、これらを補修していきます。
流れとしては、下地を作って壁材を塗って絵を繋げて描くという、これまでの制作工程と同じ手順を小さな範囲で繰り返す作業になります。ですので意外と時間が掛かることになります。
V字カットされたパネルの継ぎ目を一回目のパテで埋め、ビス穴も埋めます。
乾かしつつ何度かパテを埋め、パネルの継ぎ目には寒冷紗を貼ります。
2月で気温が低いためと、あいにくの天気で湿気が多いために全然乾きません。
パネルの継ぎ目のパテは、みるみる幅を広げていきます。最小限の補修で済むとは考えていませんでしたが、思っていたよりは継ぎ目のぼかし幅が大きくなっていきそうです。
周りで観ている人が、パテで絵がつぶされる様子を見て「勿体ない。勿体ない」と心配そうです。
しかし、この後まだまだ塗り広げる予定です。